少年・幼年部

■はじめに

■少年・幼年部指導方針

■大きな声を出す

■基本を大切に

■受け身は護身術

■正座と黙想

■稽古は楽しく

はじめに

合気道無限塾では、少年部・幼年部の指導活動を行ない、子どもたちの健やかな成長を願って、健康のみならず躾や目標作り、交流を促進しています。また、少年クラスと合同でファミリーコースを設けており、親子の触れ合いを通して、共通の話題、互いの気づき等で、より一層つながりを深めていただきたいという願いを込めて稽古を行なっております。

◎親子入門体験記
「僕はもう弱くない!」 合気道で自信
父子で入門のYさん(京都市)

【お父様Yさん】
子供が幼稚園の年長組の頃、「自分は弱いから」という理由で友達から何かされても仕返しもせず、されるがままの毎日を過ごしていました。もともと、おとなしい性格のため、
何か武道を習わせたいと思っていましたが、柔道や剣道、空手などの道場を見学に行っても自分から攻撃する武道には気が向かないようで、どうしようか迷っていた時にそれまでほとんど知識のなかった合気道の道場に見学に行き、パイエ先生と出会いました。初めは積極的でもなく、でも嫌がることもなく自然に道場に通い始め、その後現在まで5年半続けています。
合気道の実力はまだまだですが、「自分は弱い」と思うことはもうないようです。今でも自分から攻撃することはありませんが、攻撃されても「自分は合気道をしている」という自信を持つようになりました。合気道の目的が相手を倒すことではないことや、道場の国際的で楽しい雰囲気のおかげで今も楽しく稽古をしています。

【K君(小学校6年生)】
僕は合気道を始めて「自分は弱くない」という自覚が持てました。最初はただただ強くなりたいだけでやっていましたが、今は強くなりたいという気持ちではなく、いかに力を使わずにできるかということを心掛けてやっています。
僕は東京の演武会に出させていただいたことがあります。そこではたくさんの先生方の前で演武をするので緊張しましたが、この上なくいい経験になりました。
道場では合気道を通してたくさんの人と会って、たくさんのコミュニケーションが取れ、世界各国にたくさんの知り合いができました。その人たちといるうちに英語やフランス語などいろいろな国の言葉が分かってきたりします。こんな経験はめったにできないと思うので、とてもいいことだと思います。
僕はこれからも合気道という武道に真剣に取り組みながら、道場に来る外国の人とたくさん話し、英語も合気道の技にも磨きをかけていきたいです。

少年・幼年部指導方針

進んで「あいさつ」をする 合気道では「あいさつ」は非常に重要なものと考えています。あいさつはお互いの心を開くことができ、そこから交流がはじまります。

大きな声を出す

大きな声をだすことで、気を取り込むことができると考えます。また、身に危険が生じたとき、大きな声は護身術と同じく、大きな効果をだすことができます。あいさつもそうですが、大きな声をだすことをこころがけるように指導します。

基本を大切に

合気道のみならず、ほとんどのことは基本が全てといっても過言ではありません。合気道でも基本を大事にしています。全ての技は基本の組み合わせで、基本が出来れば応用も自然に理解できます。基本を大切に徐々に進めて行きます。

受け身は護身術

最近は学校でちょっと転んで大怪我をするお子さまが増えているということを学校関係者がよくいいます。合気道では、投げられても、けがをしないように受身の練習を繰り返し行ないます。これは身を守る護身術ともいえます。このようなことを稽古していくなかで、相手を受け入れる、相手にまかせるこころを育て、柔軟な精神と運動能力を作ります。

正座と黙想

稽古の始まり、終わりには必ず正座・黙想を行ないます。背筋を伸ばし、しっかり座ることで中心がととのい、姿勢がよくなり、正しい気と集中力を養成します。また、黙想でこころを静め、落ち着きを養います。

稽古は楽しく

人間は楽しくないと長続きしません。楽しくないと上達しません。楽しいことにこそ普段以上の力を発揮します。体を動かし汗をかくこと、お互いに触れ合うこと、技を覚えること、レベルが進んでゆくこと、出来なかったことが出来るようになることなど、楽しみながら合気道の技と精神を学んで行きます。